「キャッシュフローコーチ養成塾」講座3日目

 今日は「キャッシュフローコーチ養成塾」3日目の講座が、午後にオンラインで行われました。

 キャッシュフローコーチ養成塾とは、ビジョナリーパートナーとしてコンサルタント活動を行っている和仁達也氏が主催する塾です。

 以前お話しした志師塾とは別に、特にコンサルタント・スキルを身に着ける目的で、志師塾より一足お先に受講を始めたものです。

 その3日目の講座は、「社員向けお金のセミナー実践法」と「ビジョナリーコーチング」というコミュニケーション技術の習得を解説したものです。

 そもそもビジョナリーとは何かといいますと、会社が目指すべき事業の将来像である「ビジョン」に関することを言いますが、ビジョナリーコーチングとは、そのビジョン達成に対する現状、理想の状態、解決策を経営者との対話によって明らかにしていくことです。

 また、その将来のビジョンに向かって会社と伴走するコンサルタントを「ビジョナリーパートナー」と、和仁氏は定義しているそうです。

 ご興味のある方は、和仁氏が著している「プロの思考整理術」をお読みいただくのがいいかと思いますので、ここでの詳細は割愛します。

 前段の「社員向けお金のセミナー実践法」は、コンサルタントが自ら会社の社員に向けて、経営者の代わりに会社のお金の流れを説明し、社員一人一人に仕事の目的を明確に認識してもらうためのセミナーを実践する方法について解説するものです。

 これは2日目の講座で学んだ「キャッシュフローコーチング」が直接経営者向けのものであるのに対し、社員に対するものが今回の講座内容です。

 経営者と社員では、会社のお金に対する見方が違っており、経営者は主に会社の利益に注目するのに対し、社員は自分の給料にかかわる部分である人件費に注目する傾向が高いといいます。

 そして、社員には身近な家計の話から入り、それを会社の会計につなげることで会社のお金の流れを理解し、自分の役割を認識するよう解説するのです。

 以上の内容は、すべてコンサルティングのノウハウともいうべきもので、私がこれから士業として活動するための必須のスキルとなることから、特に力を入れて学んでいきたいと思っております。