自転車で巡行してみて感じたこと

 前回、ブロンプトンでの近隣巡行の話をしましたが、巡行して感じたことを改めて述べたいと思います。

 ブロンプトンは折りたたみ自転車であるがゆえに、駐輪場もない事務所でも折りたたんで室内に保管することができます。

 私も普段は事務所の机の下に折りたたんで保管しており、まだ週1回ではありますが、巡行のために事務所建物1回までエレベーターで運んだあと、玄関ホールで展開しています。

 折りたたみや展開に慣れていれば10秒前後でできるようですが、まだ回数が少ないため、折りたたむ順番を間違えることもたまにあります。

 巡行では、車道は左端の路側帯に沿って走りますが、意外と車が駐車していますので、その車の右を通るべきか、左の歩道に入るべきか迷うことがあります。

 巡行する関内周辺は商業地区となっているので、狭い道はほとんど一方通行で、幹線道路も信号が多く、しかも道路端に駐車する車も多いため、ほとんど歩道を走らざるを得ない状況です。

 そのような状況の中で、ある道路添いの歩道を走っていたところ、歩道の右側に自転車マークが記されているところがありました。

 車道がそのような状況であるため、歩道の一部を自転車道にしているようですが、その印も薄っすら剥げており、途中の交差点では、横断歩道の右にあった自転車専用レーンが削られて見えなくなっていました。

 市のどのような施策かわかりませんが、わざわざ削って消しているのを見ると、なんだか自転車の通行を否定しているみたいで、少し悲しい気分になりました。

 みなとみらいの付近では、幹線道路の道幅も2車線で余裕があるためか、路側帯付近に青い矢印ラインが記されていました。

 このラインは自転車専用ラインのようで、自転車で巡行する身としては車道を我が物顔で走ることができるので、それ自体は喜ばしいことですが、そうなっているのはその付近だけですので、まだまだ神奈川県の道路事情は自転車族に対しては冷たいですね。

 このように、巡行は街中のごみごみしたところより、郊外の閑散とした道路や、自転車専用道路などを利用するのがいいでしょう。

 近隣巡行もしばらく続けてみますが、いずれは輪行により郊外で乗り回してみたいと思っております。