MacOSの更新

 9月まであと数日となりましたが、この時期になると幾分涼しくなるので、新たな試みをするには絶好の季節です。

 毎年、9月の第2週の火曜日、日本時間の午前2時ごろに、Apple社から新しいiPhoneを公表するイベントが行われることはご存じのことと思います。

 昨年はiPhone13シリーズやApple Watch Series7などが発表されましたが、今年はすでに6月にiOS16・iPadOS16、watchOS9、macOS13"Ventura"など基本ソフトの更新が発表され、それを乗せた新しい端末がこの秋に発売されることになります。

 この中で、普段はモバイル端末に注目が集まっている中で、「本家」であるmacOSの新バージョンであるVenturaについて、その特徴を記載したいと思います。

 昨年はMontereyというバージョンで、従来の機能から翻訳機能、画像テキスト認識機能、iPhoneiPadとの連携機能などが強化されましたが、このVenturaでは特にモバイル機器との連携機能がさらに進化しているようです。

 その一つが「ステージマネージャー」という機能で、これは「開いているアプリケーションとウインドウを自動的に整理して、ユーザーが作業に集中しながらも、一目ですべてのものを確認できるようにします。ユーザーが作業している現在のウインドウは中央に目立つように表示され、ほかの開いているウインドウは左側に表示されるので、タスクをすばやく簡単に切り替えられます。(Apple公式サイトより引用)」という機能だそうです。

 もう一つが「連携カメラ」という機能で、これは「Macのお客様がiPhoneをウェブカメラとして使えるようになり、ウェブカメラでこれまで不可能だった新機能が実現します。パワフルな連係機能により、近くにiPhoneがある場合、iPhoneのスリープ解除や選択をしなくても、MaciPhoneのカメラを自動的に認識して使うことができます。(Apple公式サイトより引用)」という機能です。

 ほかにもいろいろな機能の強化が図られてますが、やはり注目する点は、iPhoneiPadといったモバイル端末との更なる連携機能ではないでしょうか。

 私が従来のWindowsAndroid路線からApple製品群路線に切り替えたのも、この連携機能の魅力が大きな理由ですので、これからの仕事効率化につながるよう、さまざまな連携スキルを活用していきたいと思います。