セミナーのシナリオ作り
顧客獲得に際して、先生業ではまず見込み客との信頼関係を築くことから始めなければなりません。
なぜなら、先生業では無形サービスを提供することになるため、この人は信頼できると思ってもらわないと契約してもらえないからです。
そのため、信頼関係を築くための方策を講じる必要があります。
その方策のうち、見込み客に自分の人となりや商品サービスを知ってもらうための最適な方法の一つに、セミナー開催があります。
前置きが長くなりましたが、このたび、そのセミナーのシナリオ作りを始めました。
今回提供使用するセミナーは、全部で4本です。
そのうちの3本は、来年2月に開催予定の「テクニカルショウヨコハマ2023」という、パシフィコ横浜で行われる首都圏最大級の工業技術見本市の中で、関連団体として参加する神奈川県中小企業診断協会のブース内で行う各種セミナーです。
一昨年はコロナ禍のためオンラインのみの開催、昨年はリアルが復活したもののオンライン主体の開催となっていましたが、今回はリアル主体で両方行うことになっています。
そのうち、私が参加するセミナーは、リアルが1本、オンラインが2本です。
リアルの方では、私がこれから専門分野として提供しようとしている「事業再生」に関する内容で、オンラインの2本は、リアルでやる事業再生の短縮版と、これも専門分野としている「業務効率化」に関する内容を予定しております。
オンラインの方はミニセミナーという類のもので、5分から10分程度の動画をYouTube上で流すという一方通行のものであるのに対し、リアルでは持ち時間20分掛けて実会場で顧客相手に行う、まさにセミナーそのものです。
4本のうち残りの1つは現在志師塾で学んでいるカリキュラムとして行うセミナーで、特に時間制限はなく、いわゆるフロントエンドとして行う「顧客獲得型セミナー」となります。
こちらは今までも話していた、私がこれから提供しようとする「財務体質改善のための支援」を紹介する目的のセミナーになります。
この4本のいずれのセミナーも私にとっては初めてのことですが、同種のセミナーは何度も受講しているので、進め方はほぼ熟知しています。
また、診断士の登録養成課程でも何度か顧客相手にプレゼンを行なってきたので、プレゼンそのものの進め方もほぼ心得ています。
あとは、いかに緊張せず自然体で臨めるかですが、これは周到な準備をしていくしかありません。
今後、先生業としてセミナー開催は必須のサービス形態なので、数多くこなしていきたいと思っております。