商品サービスづくり

 今日は、来週出席する志師塾第3講の事前学習を行いました。

 内容は、先生ビジネス業として顧客に提供する「商品サービスづくり」に関してです。

 商品サービスづくりは5つの項目で構成されており、まず1つ目としては、提供する「手順」を設計することです。

 例えば、数回に分けて行われるセミナーのように、回数ごとに均等に時間を割り当て、それぞれの回に講演するテーマを決め、そのテーマを習得することで何らかの成果物を得られる、ということです。

 先生業ではノウハウを商品として提供するため、セミナーのように段階的に手順を踏んで進めることが、そのノウハウの提供に適っているからのことでしょう。

 次に、2つ目としてはノウハウの「体系化」で、その全体の体系を図式化して説明するツールが体系図となります。

 体系図では、そのノウハウをカテゴリーに分け、それらの位置関係を図で表すことで、一目で全体像を把握することができ、顧客が理解するにも、自分のノウハウを整理するにも有用となるものです。

 3つ目が「サポートと特典」で、ともに商品サービスをより魅力的に引き立てるためのですが、特にノウハウの場合は顧客に成果を出してもらうためにフォローすることが必要となります。

 また、特典は購入を躊躇する見込み客の購買欲求を高めることができるため、見込み客の顧客化にたいへん有用です。

 それから、4つ目は特に重要となる「価格設定」で、設定するコツとしては、顧客が喜んでお金を払ってくれるギリギリ高い価格を狙うことです。

 先生業では、安価な商品サービスでは自分自身が枯渇してモチベーションも下がり、商品サービス自体をうまく提供できません。

 また、価格は高い方が顧客の本気度を高めることにもなり、より顧客の成果が上がりやすくなるといえましょう。

 そして、5つ目は「詳細コンテンツ」となります。

 これは、テキストやワークシートなど、実際にサービス提供する際に使うものですが、ここの注意点としては、実際に商品サービスが売れてから詳細コンテンツを作る、ということです。

 なぜなら、顧客ニーズに合わせて詳細コンテンツを作る必要があるため、顧客が取れなかったら詳細コンテンツ作成の作業が無駄になってしまうからです。

 以上が、先生ビジネス業における商品サービスづくりの5つの項目であり、いよいよ「何を売るか」の具体的な決め方として本講座の核心に迫るものですので、大いに期待して講座に臨みたいと思います。