風疹抗体検査について

 最近、住んでいる横浜市から「風しん抗体検査・予防接種のご案内」という封書が届きました。

 対象は生年月日が1962年4月2日から1979年4月1日までの男性とのことであり、この世代は子供のころに公的機関による風疹の集団予防接種を受けていない世代だそうです。

 私は1962年7月生まれの男性なので、この予防接種を受けていない世代に該当するため案内が送られてきた、ということになります。

 そもそも風疹とは、風疹ウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、1人の風疹患者から5~7人にうつす強い感染力を有し、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播するものです。

 症状は感染症状を示さないものから重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。

 また、風疹に対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、先天性風疹症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。(以上、厚生労働省ホームページより一部引用)

 それでは、なぜ私を含めた世代が風疹予防接種を受けなかったのでしょうか。

 また、1979年4月2日以降生まれの方はともかく、1962年4月1日以前生まれの方は予防接種を受けているのでしょうか。

 調べたところでは、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに障害(先天性風しん症候群)が生じてしまうおそれがあるとの理由で、1962年4月2日から1979年4月1日までの生まれの女性は、集団予防接種を受けているようです。

 それでは、それ以前はどうかというと、どうやら男女とも1回も予防接種を受けていない可能性が高いようです。

 つまり、今回のご案内は、対象期間の女性が受けているのだから男性も受けさせるべきだ、ということで送付されたと考えられます。

 そして、同封されているクーポン券を利用することで、3年後の2025年3月まで無料で抗体検査・予防接種を受けられるようです。

 人生百年時代でまだ先も長いことですし、せっかくの機会ですので受けることにしようと思っています。

 それにしても、私より年上の方はどうなるんでしょうかね。