志師塾での課題作成

 以前の日記で志師塾に通い始めている件は記載しましたが、今現在は「自己棚卸」という課題を行っております。

 この課題は、士業が自分自身を売り込むために、自分にはどのようなセールスポイントがあるのかを明らかにし、それを文書化することで、売り込むための肩書やキャッチコピー、プロフィールなどのキラーコンテンツ作りを行うためのものです。

 この自己棚卸には、全部で25の問いに対して答える形式で行います。

 25の問いをすべてここで記載するのは文字数の関係上割愛しますが、大きく5つのジャンルに分かれておりますので、ここではその項目を紹介したいと思います。

 それは、「ポジティブなエネルギーを探す」、「マイナスの経験で力になるもの」、「大きな変化」、「未来の状態に目を向ける」、「『できること』にも焦点を当てる」、の5つです。

 最初の「ポジティブなエネルギーを探す」は、自分の過去を振り返り、好きだったことや仕事の中でワクワクしたこと、心から感謝した出来事など、自分が経験した中でプラスの出来事をピックアップすることです。

 次の「マイナスの経験で力になるもの」は、逆にマイナスの出来事をピックアップし、そこから得たものや学んだものを通してプラスに転換するものを見つける作業です。

 その次の「大きな変化」は、今までで人生そのものを大きく変えた出来事やその影響を振り返り、さらに次の「未来の状態に目を向ける」では、自分が本気で助けたい人、役に立ちたい人は誰かとか、もし絶対成功するなら何をするかとか、なぜ今のビジネスを行うのかなど、どのような顧客像やビジネス感を描くのかを詳らかにすることです。

 そして、最後の「『できること』にも焦点を当てる」は、自分が詳しい業界・知識・ノウハウや長所・短所、人からのプラスの評価・マイナスの評価などを明らかにすることです。

 これら25の質問に対して与えられた課題としては、なんと3万字の文章を書く、ということでした。

 3万字と言えば400字詰原稿用紙で75枚にもなりますが、よほど記憶のいい人でもない限りは、そう簡単には書けない代物です。

 しかしながら、これから士業として成功するためには通らなければならない道だと覚悟を決めて、2週間後の締め切りまでに自分に鞭打ち励んでいきたいと思います。